これは優秀な芸術家を保護し、保護すると同時に各地に派遣していたフィレンツェのメディチ家がダ・ヴィンチをミラノに派遣した時に描かれたものです。
修道院の食堂の壁描かれていて、絵の中の奥行きは食堂の奥行きに連続して、壁の向こうまで部屋が続いているかのように見せています。
これは狭い食堂を少しでも広く見せるための工夫だそうです。
これはフレスコ画だと細かい表現ができないから、ダ・ヴィンチがより自由に表現できる油絵を選んだのだそうです。
フレスコ画ではないので、保存が利きにくく、今ではかなりの損傷が見られます。
損傷と言えば、この絵の真ん中の下は完全に失われています。
これは第2次世界大戦中にナチス率いるドイツ軍がイタリアに侵攻した時に、修道院内の移動をしやすくするためにこの壁に穴を開けて通路としたことが原因です。
この絵の内容は、キリストの処刑前日の十二使徒との食事のシーンで、「汝らのひとり、我を売らん」と誰かの裏切りをキリストがほのめかした後の使徒達の動揺を描いたものです。
その言葉はユダに向けられたものとして語られていて、ユダは実際にローマ総督にキリストの居場所を密告し、その結果キリストは逮捕されて処刑されたのでした。
ダ・ヴィンチ・コードは読んでいないのですが、この本の中では裏切り者はユダではなくペテロだということになっているとか。
「ペテロが裏切る」に暗にこめられた意味は、「ローマ・カトリック教会がキリストの教えを裏切っている」というものです。
ペテロは初代ローマ教皇とされる人物で、つまりこの絵の中ではローマ・カトリック教会の象徴となる人物です。
その話を続けると、「ペテロの裏切り」は「マグダラのマリアの破門」によるものと、ダ・ヴィンチ・コードの中では言われています。
マグダラのマリアはキリストの妻で、キリストの息子を身ごもっていたという説があります。
なぜキリストの妻を破門したかというと、ローマ・カトリック教会では聖職者の妻帯は禁じられていて、異性と交わることを忌む習慣があったからです。
キリスト自身が妻を持ち、しかも妻はキリストの子を身ごもっていたとなったら、ローマ・カトリック教会の戒律が自己矛盾することになり権威の失墜は免れ得ませんから、教会はマグダラのマリアを「キリストを誑かした女」として破門したのです。
これをダ・ヴィンチは「ペテロの裏切り」として「最後の晩餐」の中に描いたと、この本では言われていますが、あながち無い話ではないのではと思います。
そんなことを考えながら見てみると、奥が深いというより、ミステリアスな絵になってしまって、絵の面白みが霞んでしまうような気がします。。。
難しいことは考えずに観たほうがいいかもしれません。
イタリア周遊記 ミラノ〜ピサ編![]()
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ミラノ編 ドゥオーモ/「最後の晩餐」/サン・シーロ
その他編 チンクエテッレ/ピサ












最後の晩餐見たかったです・゚・(ノД`)・゚・
きつきつの日程でヨーロッパを周ったので、時間がありませんでした。
いつか行ってみたい場所です♪
実を言うと、、、僕も見れませんでした!・゚・(ノД`)・゚・
教会の前に行って写真を撮っただけです。。。
僕もきつきつ予定だったので(笑)
いつか行きたいですよね☆
いつか絶対行きます!!